タイトル通り、先日ICLの手術を受けてきました。Implantable Collamer Lensというやつで、名称そのまま目の中にレンズを埋め込む手術です。
で、せっかくなので最近更新していないブログでも書こうと思い筆を執りました。パソコン立ち上げただけですが。
基本的に色々個人差なので、話半分の暇つぶしにどうぞ。
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忙しい人のためのICLレポ
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・検査1回目（適応検査）
帰り道が眩しすぎてキツイ。近くがぼやけてGoogleマップが見えない。
運転不可、日傘サングラス必須。
・検査2回目（度数決め）
2時間くらいかかったかも。55万（レンズ・手術費）支払い。
金額が大きいのでポイント還元とか考慮してどのクレカで払うか決めておこう。
・手術3日前
事前の点眼薬開始。後戻りできないという気持ち。
制限はコンタクトをつけないことだけだけどなんとなくアイメイクとかはやめておいた。
・手術当日
手術自体は30分かからず効果もすぐ実感。右目だけ1時間くらい涙と鼻水がすごかった。
帰り道はめちゃくちゃ眩しいので注意。物理的な痛みは無いけど目の奥がすごい疲れている感じはある。
・翌日検診
異常なしの判定。痛み等も特になし。視力も1~1.5くらい見えた。
左目だけ気にするとドライアイみたいな違和感が薄くあって、夜は光の輪が若干見える。
・1週間後検診
左目の違和感は更に薄くなりつつも続いているが、診断的には異常なし。
経過観察で次は一ヶ月後検診の予定。
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忙しい人のためのICLレポ おわり
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●感想
まだ術後10日程度でこの先何があるか分からないので90点という感じです。
とりあえずコンタクトにかかるお金や手間、不快感がゼロになり、眼鏡のときの困りごともなくなりました。
色々な利点は今後折に触れて感じるとは思う。普段は勿論だけど、旅行時とか災害時とか。
コンタクトや眼鏡という代替もあるしリスクが稀といってもゼロではないので悩んでいる人にやった方がいいよ！ とは勧めないけど（背中を押す責任を取れないので）、やると決めているなら早くやった方がいいと思います。早くやればやるほどコスパが高い。
●レーシックかICLか
ICL特有のデメリットが値段（レーシックの2倍くらいする）や待ち時間の問題であるのに対して、レーシック特有のデメリットは削った角膜は戻せないし傷も治癒しないという取り返しのつかない要素（ゲーム攻略サイト感）だったのでICLにしました。
厳密にはICLもレンズ抜去で戻せるのは「眼鏡やコンタクトで視力矯正できる状態」であり「手術前と全く同じ視力」とは限らないらしいのですが。
メリットというかベネフィットは共通なので、特有のデメリットを許容できる方を選ぶのがいいかなあと思います。
ちなみにレーシックの機械は眼科が億単位の金を出して買わなければならないのに対して、ICLはレンズ代も手術費も患者が出します。つまり眼科にとっては金銭的にはICLの方が手軽なわけで、なんかちょっと悔しさはあった（？）。
●手術、普通に痛い
ものすごく痛いかといえばそうではないんだけど、痛くないは嘘。目の表面に乗せるコンタクトと違って目の中にレンズを入れるので「内側をいじられている」感覚があります。
①切る ②何かする（レンズ挿入？） ③何かする（レンズ固定？）
って感じで、③のときに「ちょっと押しますよ～」みたいなことを言われたけど、何も言われていない②の段階が一番ウォ゛ッ……てなりました。
①の痛みは全くなかったので麻酔自体は効いていたと思います。
ちなみに不安を軽減する薬を服用したりオプションで笑気麻酔をやる病院もあるらしいけど、わたしがやったところは選択肢もなく点眼麻酔のみでした。
●ハローグレアは殆ど気にならない
暗いところでの光の輪は翌日までは薄くあったけど、現在右目は皆無。左目だけちょっとあるけど特に気にはならない。徐々に消えるらしい。
眩しさもまあ確かに眩しくなった……か……？ くらい。わたしが鈍い可能性もある。
「気にならない」にも2種類あって、「症状が出ない」「症状はあるけど気にならない」の後者に個人差がありそうな気がしました。
●持っていると便利なもの
・日傘、サングラス
⇒サングラスは可視光線を遮れる色が濃いやつ。初回の適応検査と手術当日は散瞳剤を使うので帰り道がかなり眩しい。当日は保護メガネにサングラスを重ねてました。
・保護めがね
⇒病院でレンタルもあるけど「手術した感」が強いので周りに悟られたくないなら用意しておくといいかも。花粉の季節とかにも使えるし。
・ポケットティッシュ
⇒術後1時間目と鼻から汁が出続けた。
・シャンプーシート
⇒洗髪の制限が病院によるけど数日ある。わたしは介護用の「ハビナース シャンプーナップ」を買った。たくさん入っていて惜しまず使える。
・ふき取り化粧水
⇒洗顔の制限が病院によるけど数日ある。普段から愛用している「ワンデイズユー ヘルプミー！ダクトパッド」を使った。これ使うようになってから生理前にもほぼ肌荒れしない。
・スマートウォッチ
⇒最初の3日間は1時間ごと2種の点眼、その後も1日4回の点眼が必要。スマートウォッチがあればスマホとかを持ち歩かなくても周りに迷惑をかけずアラームが掛けられておすすめ。
・有給休暇
⇒手術翌日からデスクワークOKではあるけど目の奥の疲れを結構感じるので休めるなら休んだ方がいいと思います。
●ICLをやる前に色々調べたこと
・サジェストの「後悔」「失敗」「やめたほうが良い」
⇒と言われるのは何故か？ ていうサイトが多い。もしくはアフィ「ICLは危険？ 後悔する？ やめたほうがいいと言われる理由は？ 調べてみました！」
・実際に失敗された人
⇒検査不足や検査の誤差、目標視力を強くされすぎたことによる過矯正が多数っぽい。レーシックにおける強度近視のリスクを説明してくれない病院もあるとか。その辺り考慮すると可逆性のあるICL優位かも。
・自由診療な時点でお察し論
⇒歯列矯正って相当な先天的疾患がない限り保険適用外で、反対咬合を治したけど自由診療だったよ！ やってよかったです。
・医者が眼鏡な時点でお察し論
⇒調べてる過程で100万回見た意見だけど職業別手術実施割合のデータとかがない限り文字通り根拠がない。執刀医はICL済みでした。
・任意保険で何とかできないか
⇒昔の保険はたまに対応できるやつがあるらしい。今から入れる保険には存在しなかった。確定申告で医療費控除はできるので忘れずやろう。
・病院によって値段がかなり違う
⇒治療外のサービス（交通費支給、宿泊費無料等）とかアフターケアの内容（半年先までの検査費込、レンズ交換無料等）、医師のライセンスの違いなど色々あります。でも田舎は利点ゼロでも高かったりする。無情。
・ICL手術は痛くない
⇒既述だけど痛くないは言い過ぎ。たぶん個人差だけどちょっと検索しても痛かった人はけっこういるから「9割の人は痛くない」みたいなレベルでもないと思う。
以上です。
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