土日のブログ

日常、漫画、ゲームなど

わたしのピアスは自傷なのか

100年ぶりにピアスを開けました。
オタクは誇張表現が好きなのですぐに100年以上生きる長命種族になりますが、最後にピアスを開けたのは大学生のときですので、まあ十数年前です。
塞がりかけたところを再度自分でピアッサーで開けたりはしたけど、それは既存の穴ということでノーカンで。

初めてピアスを開けたのは小学5年生のときです。
そのときまで海外で暮らしていて、日本に帰る前にいっちょ開けたるかと思って夜店で開けました。たぶん日本円でいうと500円くらいだったと思う。
謎のクリームを耳たぶに塗りたくりマッサージされ(おそらく感覚を麻痺させるためだと思うが、意味があったかは不明)、衛生的に終わってない? という感じの100枚留められる大きいホチキスみたいな器具でガシャンと開けられました。
今だったらあの環境と機器を見て絶対やめるけど、さすがに時代が変わってあれは存在しなくなっているんだろうな。いつか旅行で忘れてなかったら確かめようと思います。

中学か高校か忘れましたが、左右対称ってなんかダサいかも? という謎の考えのもとに左耳に一つ追加しました。確かピアッサーで姉にやってもらったと思う。
校則は比較的ゆるい学校だったから、一度も注意されたことはありませんでした。禁止されていなかったのか、見て見ぬ振りをしてくれたかは不明。
そもそも校則ってどこかに書いてあったんだっけ……生徒手帳みたいなものがあったかも覚えていない。学生証はあった。バイトは禁止だったなあ。

大学生のときに「堀さんと宮村くん」という漫画に出会い、宮村というキャラが開けているピアスと同じ数に揃えました。
左右で4と5だったと思うけど、どっちがどっちだったかは忘れた。ただコスプレイヤーだったのでちょっとそれが自慢だったりもしました。
でも結局そんなにピアスをすることもなくなって、いつの間にか左1、右2まで減っていきました。塞がったところはよく見るとヤンチャの痕があって、なんかちょっと好き。

久しぶりにピアスを開けたのは、つい昨日。今までは軟骨にもかかってはいたけど耳たぶから並ぶ形で、今回初めてアウターコンクに開けました。耳の上の方の軟骨部分。
形成外科で開けたので麻酔で痛みはゼロ。なんなら麻酔の注射が痛かったくらい。
現状では腫れも赤みもなにもなくて、触ると鈍痛という感じ。完成が遅くなるのでみんなは「痛いかな?」って触ったりするのはやめよう。

そしてやっと本題です。前置きが長い。

ピアス=自傷論ってかなり昔からあるけど、アクセサリーをつけたいから開けるならそうじゃないし、穴を開けたくて開けるならまあそうだと思います。
つまり人によってもそのときの気持ちによっても自傷だったりそうでなかったりするので、そもそも一括りにすることができないよなあという感じ。

で、わたしがなんで10年以上振りに突然開けようと思ったかというと、なんか最近ずっとストレスが溜まっていたんですよね。
情緒が終わってて、この歳になるまで30年以上そんなことしたことなかったのに泣きわめきながら友達に電話したりしてた。
小学生から大学生のときに開けたのは全部何らかの目的とかがあったけど、今回開けた理由は単にむしゃくしゃしたからです。
ここにピアスをつけたい! よりも、ここに穴を開けたいっていう気持ちの方が強かったのは確かなので、自傷的側面はあるんだと思う。

でも鏡を見るたびに耳がキラキラしていて嬉しくなるし、安定したらどんなピアスをつけようかなってご機嫌に通販サイトを眺めたりもしてる。
だから開けたピアスを見てにこにこしてるわたしは全く自傷のつもりはない。
というわけで、開けようと思ったときは自傷的な側面が強かったけど、今のわたしは単にオシャレでかわいい♬と思っています。

人生は全て時と場合による。適当結論。
勿論人によって職業柄ダメとか色々あるとは思うけど、誰にも迷惑をかけない限りは耳をキラキラさせて生きていきたいと思います。